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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻12号

1998年11月発行

文献概要

今月の主題 糖尿病の患者を受け持ったら 糖尿病の治療に困ったら

ステロイド大量使用によるコントロールを急に依頼されたら

著者: 吉岡成人1

所属機関: 1市立札幌病院内分泌代謝内科

ページ範囲:P.1955 - P.1956

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ポイント
●日常臨床の場では,化学療法(血液疾患,固型癌),ステロイドパルス療法,耳鼻科疾患,脳外科疾患,呼吸器疾患などの治療に広くステロイドホルモンが用いられている.
●ステロイドホルモン使用時の高血糖に際しては,インスリンをためらわずに用いることが重要である.
●速効型インスリンの頻回注射(朝よりも,昼,夕にインスリンを多く用いる)が基本であり,必要に応じて就寝前に中間型インスリンを併用する.
●ステロイドホルモンによる治療が終了した時点でインスリンを中止し,経口血糖降下剤へ変更できる場合が多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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