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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻13号

1998年12月発行

今月の主題 内科evidenceは果たしてあるのか

evidenceはこう活用される—その理論から問題点(限界)まで

evidenceを比較する:メタアナリシス(meta-analysis)

著者: 野口善令1

所属機関: 1京都大学医学部附属病院総合診療部

ページ範囲:P.2085 - P.2089

文献概要

ポイント
●メタアナリシスとは,臨床上の特定の疑問に関する複数の一次臨床研究を,定量的(統計学的)手法を用いて結合したものである.
●メタアナリシスは,それぞれの一次研究から得られたリスク比,リスク差,オッズ比などの比較パラメータを,研究対象者の数や研究の質などでで重み付けして平均したものである.
●メタアナリシスによる総説は,従来の叙述的総説(narrative review)に比べて,よりevidence-basedな総説を提供できる手法として期待されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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