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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻13号

1998年12月発行

今月の主題 内科evidenceは果たしてあるのか

evidenceはこう活用される—その理論から問題点(限界)まで

evidenceをどう実践するか

著者: 大生定義1

所属機関: 1三井物産診療所

ページ範囲:P.2102 - P.2104

文献概要

ポイント
●Evidence-based approachの適用にあたっては,環境の問題やevidence適用の技術があるかなどの問題を解決しなければならない.
●最終的方針決定と数字の上での判断が違うものであることや,個々のケースの判断と総合的・社会的な判断が違うものであることなどを理解していることが大切であり,EBMの実践は,自らの診療の見直しを仕事をしながら(on jobで)やっていくことである.
●EBM実践の3要素は,Clinical expertise,Research evidence,Patient preferencesである.
●患者がリスクに対してどのような態度をとるかを判断しながら診療を進めていくべきである.
●自分のやっている診療行為が,患者の人生にとってどの程度のインパクトを与えているのかという認識も臨床医にとって重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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