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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻13号

1998年12月発行

文献概要

今月の主題 内科evidenceは果たしてあるのか evidenceに基づいた内科の問題解決 循環器

急性心筋梗塞の血栓溶解療法に付加する薬物療法は有効か

著者: 本宮武司1

所属機関: 1東京都立広尾病院循環器科

ページ範囲:P.2123 - P.2125

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ポイント
●血栓溶解薬にはSK,UKと,血栓親和性の高いt-PA,pro-UK,APSACがある.
●血栓溶解療法の問題点は再開通率が60〜80%と比較的低いこと,再開通しても5〜30%に再閉塞のあることである.
●再開通率の向上にはヘパリンが有効である.
●再閉塞の予防にはヘパリンとアスピリンが有効である.
●予後の改善にはアスピリンの効果が認められている.
●アスピリン・ヘパリン併用は出血性合併症が多く,アスピリン単独を上回る効果はない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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