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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻13号

1998年12月発行

今月の主題 内科evidenceは果たしてあるのか

evidenceに基づいた内科の問題解決 血液・腫瘍

慢性骨髄性白血病(CML)慢性期の治療—IFNα療法と造血幹細胞移植のタイミング

著者: 渡邉茂樹1 安藤潔1 堀田知光1

所属機関: 1東海大学医学部血液・リウマチ内科

ページ範囲:P.2142 - P.2147

文献概要

ポイント
●CMLで確実に治癒をもたらすのは造血幹細胞移植療法だけであるが,一方では移植関連合併症により予後を悪くしている症例もある.
●CML慢性期の薬物療法は,ハイドロキシウレアやIFNの導入によって,これまでのアルキル化剤を中心とした治療から大きく変化をとげてきた.
●これら治療法を症例ごとに異なるファクターを考慮し,個別化した最適な組み合わせを決めるうえでdecision analysisの手法は有用である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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