icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina35巻13号

1998年12月発行

今月の主題 内科evidenceは果たしてあるのか

evidenceに基づいた内科の問題解決 呼吸器

市中肺炎・喀痰グラム染色に基づく抗生剤選択は治療効果を高めるか

著者: 石田直1

所属機関: 1倉敷中央病院内科

ページ範囲:P.2195 - P.2197

文献概要

ポイント
●喀痰グラム染色による抗生剤選択で治療効果が高まるかどうかを2群間で検討したevidenceは現在のところない.
●喀痰グラム染色の評価は,良質の喀痰を用いて熟練した医師や技師が行うことが前提となる.
●喀痰グラム染色を正しく行い起炎菌を推定したほうが狭いスペクトルの抗生剤を選択することが可能であり,耐性が生じにくく医療経済上も有利である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら