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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻13号

1998年12月発行

文献概要

図解・病態のメカニズム 胆道疾患・2

色素胆石の成因—ビリルビンカルシウム石,黒色石

著者: 伊勢秀雄1 内藤剛2

所属機関: 1石巻市立病院外科 2東北大学医学部第1外科学教室

ページ範囲:P.2233 - P.2236

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 色素胆石とは胆汁中色素,すなわちビリルビンを主成分とした胆石であり,その範疇にはビリルビンカルシウム石(以下,ビ石)と黒色石が入る.ビ石はビリルビンのカルシウム塩が,黒色石はビリルビンの重合体である黒色色素がそれぞれ主成分であるが,両者の成因は全く異なっており,同一の場で論じることは不可能である.そこで,ここでは両者の成因について,それぞれ教室での成績をもとに述べることとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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