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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻2号

1998年02月発行

文献概要

今月の主題 経静脈・経腸栄養療法のストラテジー 栄養不良症の成因と疾病治療における重要性

栄養不良症と免疫

著者: 木下牧子1

所属機関: 1国立国際医療センター膠原病科

ページ範囲:P.224 - P.226

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ポイント
●飢餓すなわち栄養不良が感染症の危険を増大することは周知の事実である.
●蛋白栄養不良を代表に,アミノ酸,ビタミン,微量元素などほぼすべての栄養素の欠乏は免疫を抑制する.
●また,ある種の栄養素の過剰も免疫を抑制する.
●経静脈栄養や経腸栄養療法では医原性栄養不良をきたす危険があり,感染症を合併している患者では栄養管理が非常に重要となる.
●感染の予防,感染症の治療において栄養管理は見逃されやすい,しかし重要な戦略である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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