icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina35巻2号

1998年02月発行

文献概要

今月の主題 経静脈・経腸栄養療法のストラテジー 栄養療法時の基本的ルール

電解質・水分投与量の算出

著者: 原晶子1 斉間恵樹1

所属機関: 1国立国際医療センター腎臓内科 

ページ範囲:P.228 - P.230

文献購入ページに移動
ポイント
●水・電解質の投与量を決めるうえで,In-Outバランスを計算することが大切である.
●体重の変化量は体液バランスをよく反映しており,1日1回の体重測定は必須である.
●〔輸液維持量=尿量(1,000~1,500ml)+便+不感蒸泄-代謝水〕として計算される.
●脱水症では,それぞれの型に応じて水・電解質欠乏量を算出し,実際の投与量は欠乏量を2~3日で補正することを目標とする.
●低P血症は生命予後を左右するものであり,軽視してはならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?