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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻2号

1998年02月発行

今月の主題 経静脈・経腸栄養療法のストラテジー

合併症とその対策

完全経静脈栄養法の外因性合併症—挿入時損傷および感染性合併症

著者: 田村潤1

所属機関: 1国立国際医療センター外科

ページ範囲:P.260 - P.261

文献概要

ポイント
●カテーテル挿入時合併症は,挿入手技の未熟さや無理な挿入によることが多い.したがって,挿入手技の修得と無理な挿入を避けることを心がける.
●気胸,血胸,カテーテル迷入などが起こることを念頭に置き,カテーテル挿入を実施する.起こった場合はただちに適切な処置を行う.
●感染性合併症の多くは挿入時の無菌操作やカテーテルの無菌管理により予防でき,無菌的カテーテル管理を心がけ,定期的ルート交換などを行う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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