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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻2号

1998年02月発行

文献概要

今月の主題 経静脈・経腸栄養療法のストラテジー 栄養療法による疾病治療

成長ホルモン—Crohn病患者に合併する低身長への臨床応用の可能性

著者: 綾部時芳1 高後裕1

所属機関: 1旭川医科大学第3内科

ページ範囲:P.320 - P.321

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ポイント
●Crohn病に合併する成長障害は,本邦においても決して稀な病態ではない.
●Crohn病の発症時期が成長期に重なるため,成長障害を残さないためには,早期診断して速やかに栄養療法を行うことが大切である.
●栄養療法を行っても改善しない骨端線閉鎖前の成長障害(低身長)に対する新しい治療として,筆者らの行った遺伝子組換え型ヒト成長ホルモン長期投与療法は期待できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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