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カラーグラフ 感染症グローバリゼーション・11
最近増加している消化管条虫性疾患—(広節裂頭条虫,無鉤条虫,大複殖門条虫,瓜実条虫,有鉤条虫,有鉤嚢虫について)
著者: 西山利正12 竹内寛12
所属機関: 1奈良県立医科大学寄生虫学教室 2奈良県海外渡航者健康相談事務局
ページ範囲:P.363 - P.369
文献購入ページに移動そのなかでも特に,日本海裂頭条虫,広節裂頭条虫,大複殖門条虫などは,その第二中間宿主である魚類が最近の低温食品流通経路の発達により,新鮮な状態で輸送され,かつ低価格で一般市民が購入できるようになっている.よって,これらを家庭で日常的に食するようになってきた現在,それらの感染の増加の傾向がみられる.
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