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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻3号

1998年03月発行

文献概要

今月の主題 内科医に必要な癌のマネジメント 癌の予防方法とコントロール

癌の遺伝学的コントロール

著者: 渡辺泱1 三神一哉1 中川修一1 小島宗門1

所属機関: 1京都府立医科大学泌尿器科学教室

ページ範囲:P.420 - P.423

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ポイント
●癌の家族内発生の研究から導き出された概念である遺伝性腫瘍症候群・高発癌性遺伝病は,そのDNAレベルでの原因の解明が進んでおり,そうした研究は普遍的な癌の発生機序の解明に対して大きな役割を果たしている.
●こうした知見をもとに,家族歴のある患者の発癌前にDNA診断を行うことも可能となってきているが,インフォームド・コンセントなどの問題も大きく,どこまでの介入が必要なのかは議論のあるところである.
●これまでに解明された知見と,遺伝学的コントロールについて若干の考察を行った.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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