icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina35巻3号

1998年03月発行

文献概要

今月の主題 内科医に必要な癌のマネジメント 癌のスクリーニング

子宮癌のスクリーニング

著者: 佐藤健1 利部正博2 中田尋晶2

所属機関: 1盛岡赤十字病院産婦人科 2岩手医科大学産婦人科

ページ範囲:P.436 - P.438

文献購入ページに移動
ポイント
●子宮頸癌の危険因子としては,低年齢からの性経験,多産あるいはパピローマ感染症などがある.
●子宮体癌の危険因子としては,未妊や不妊,長期のエストロジェン服用など高エストロジェン環境などがあげられる.
●性交時の接触出血は子宮頸癌,閉経後婦人の不正出血や膿性黄色帯下は子宮体癌を疑う.
●子宮体癌は子宮頸癌に比べて発見しにくいことがあり,その確定には子宮腔内全面掻爬や子宮鏡検査が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?