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今月の主題 内科医に必要な癌のマネジメント 癌のスクリーニング
肺癌のスクリーニング
著者: 佐藤研1
所属機関: 1東北大学加齢医学研究所呼吸器腫瘍研究分野
ページ範囲:P.439 - P.441
文献購入ページに移動●近年肺癌が急増している.
●健康診断には年2回の直接撮影(必要ならばCTスキャン)と,重喫煙者に対する喀痰細胞診を行う.
●胸部異常影を見たら,まず肺癌を疑う.
●長引く風邪症状でも肺癌を疑う.
●40歳以上の男性で血痰を見たら肺癌を疑い,喀痰細胞診を繰り返す.
●確診が得られないまま漫然と経過観察をしてはならない.
●気管支鏡,経皮的針生検,VATS,試験開胸などで積極的に診断をつける.
●確診後は,TNM臨床分類に基づき病期を判定し,治療方針を速やかに決定する.
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