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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻3号

1998年03月発行

今月の主題 内科医に必要な癌のマネジメント

癌治療の基本ルール

インフォームド・コンセントと告知

著者: 山本和利1

所属機関: 1京都大学医学部附属病院総合診療部

ページ範囲:P.454 - P.456

文献概要

ポイント
●インフォームド・コンセントがなされたというためには,①行われる検査や治療がどのようなものであるか,②それを行うことによって患者にどのような利得または危険をもたらすか,③何もしないということを含めて他の選択肢としてどのようなものがあるのか,を示すことである.
●患者の関心事,期待,医療に対する価値観などを,開いた質問をして引き出す必要がある.
●患者の気持ちの変化に,医師は柔軟性をもって対応しなければならない.
●入院治療が必要となった患者にどこまでインフォームド・コンセントをして欲しいか,事前に患者の意見を聞き出すのが現実的である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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