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今月の主題 内科医に必要な癌のマネジメント 抗癌剤による副作用のマネジメント
出血性膀胱炎
著者: 浅野友彦1 早川正道1 中村宏1
所属機関: 1防衛医科大学校病院泌尿器科
ページ範囲:P.472 - P.474
文献購入ページに移動●シクロホスファミド,イホスファミド投与後1〜3日目に,強度の膀胱刺激症状を伴う血尿で発症する.
●大量輸液,メスナ投与による予防が重要である.
●発症した場合には,速やかに原因となった薬剤の投与を中止する.
●強度の血尿のため尿閉を起こす患者では,3way留置カテーテルを留置し,持続膀胱洗浄を行い,1%ミョウバン水による持続膀胱灌流,マーロックス®やプロスタグランジン製剤の膀胱内注入などを行う.
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