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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻3号

1998年03月発行

今月の主題 内科医に必要な癌のマネジメント

癌患者にみられる合併症のマネジメント

腫瘍随伴神経症候群

著者: 星野晴彦1

所属機関: 1東京都済生会中央病院内科

ページ範囲:P.495 - P.497

文献概要

ポイント
●腫瘍随伴神経症候群は,悪性腫瘍が診断されるよりも数ヵ月先行して神経症状を呈する場合が多い.
●各種自己抗体が原因と考えられている.
●腫瘍随伴神経症候群と悪性腫瘍の種類との間に関連性が高いものが多い.
●悪性腫瘍の治療により症状が改善するものもあるが,関係なく進行するものもある.
●重症筋無力症,多発筋炎,Lambert-Eaton筋無力症症候群などではステロイドなどによる有効な治療法がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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