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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻4号

1998年04月発行

今月の主題 狭心症—日常臨床へのExpertise

狭心症の診断

ホルター心電図の適応とその判定

著者: 谷川直1 小沢友紀雄1

所属機関: 1日本大学医学部第2内科

ページ範囲:P.615 - P.617

文献概要

ポイント
●ホルター心電図では,日常的な労作で発症する狭心症に対し,ST偏位の程度を簡便に知ることができる.
●異型狭心症を疑う場合には本法が必須である.
●虚血性心疾患の合併症としての重篤な不整脈の早期発見,また心拍変動を知ることが可能である.
●無症候性心筋虚血の判定に本法を用いる場合は,STトレンドグラムがスパイク型の形状を示すことが必須である.しかし,心電図が左室肥大,脚ブロック,心房細動,上室性頻拍症を合併する場合は診断が困難なことが多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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