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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻4号

1998年04月発行

今月の主題 狭心症—日常臨床へのExpertise

狭心症の治療 各種薬剤の使い方のこつ

ニコランジルの抗狭心症作用とその使い方

著者: 木之下正彦1 中江一郎1

所属機関: 1滋賀医科大学第1内科

ページ範囲:P.653 - P.655

文献概要

ポイント
●ニコランジルはその作用機序として,硝酸薬作用とKチャネル開口作用を併せ持つ.
●硝酸薬作用は心外膜冠動脈を拡張するが,Kチャネル開口作用は主として冠抵抗血管を拡張する.
●ニコランジルの経口薬はいかなるタイプの狭心症にも有効であり,心機能の低下している患者にも投与できる.
●ニコランジルの静注薬は不安定狭心症に有効である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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