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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻4号

1998年04月発行

文献概要

今月の主題 狭心症—日常臨床へのExpertise 狭心症の治療 高齢者ならびに合併症のある狭心症患者に対する治療

狭心症と不整脈—病態とその治療

著者: 松下健一1 小川聡1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部呼吸循環器内科

ページ範囲:P.673 - P.675

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ポイント
●労作性狭心症で臨床的に問題となる不整脈を起こすことは稀であるが,異型狭心症では発作時にしばしば重篤な不整脈を合併する.
●狭心症患者で徐脈を認めた場合,β遮断薬使用の有無をチェックしなければならない.
●頻脈性不整脈によって狭心症発作が誘発されることがある.
●不整脈を合併する狭心症患者の治療は,原則として狭心症の治療を優先する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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