icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina35巻4号

1998年04月発行

文献概要

今月の主題 狭心症—日常臨床へのExpertise 狭心症の治療 高齢者ならびに合併症のある狭心症患者に対する治療

心不全を合併している狭心症の治療

著者: 関戸司久1 高野照夫1

所属機関: 1日本医科大学集中治療室

ページ範囲:P.676 - P.680

文献購入ページに移動
ポイント
●慢性心不全では,不安定狭心症合併例の死亡率は高く予後不良である.
●急性期治療は薬物療法が主体であるが,根本的治療は冠血行再建である.
●運動負荷心電図,ホルター心電図が陰性であっても,積極的にviability評価が必要である.
●低心機能症例へのCABG,PTCAは有用であるが,その適応には十分な検討を要す.
●薬物治療ではACE阻害薬が第一選択であり,抗血小板薬,抗凝固薬と併用する.
●β遮断薬,Ca拮抗薬は心収縮力抑制があり,増悪に留意して用いる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら