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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻4号

1998年04月発行

今月の主題 狭心症—日常臨床へのExpertise

狭心症の治療 心筋梗塞の一次予防は可能か

抗酸化薬による心筋梗塞の一次予防

著者: 西田昌司1 葛谷恒彦1 堀正二2

所属機関: 1大阪大学医学部第1内科・病理病態学 2大阪大学医学部第1内科

ページ範囲:P.690 - P.691

文献概要

ポイント
●酸化LDLが冠動脈硬化の発症・進展に関与することから,抗酸化薬が冠動脈病変の形成予防を介して心筋梗塞の一次予防に有効であると考えられる.
●臨床症例においても,種々の抗酸化薬の効果が,疫学調査,ケースコントロールスタディ,二重盲検試験において検討されているが,ビタミンEの投与は冠動脈疾患,特に非致死的心筋梗塞の発症危険率を低下させる可能性が強く示唆されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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