icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina35巻4号

1998年04月発行

今月の主題 狭心症—日常臨床へのExpertise

Lesion specific interventional therapy—どのような病変がふさわしいか

New device時代のPOBAの適応病変

著者: 許永勝1 玉井秀男1

所属機関: 1滋賀県立成人病センター循環器科

ページ範囲:P.701 - P.703

文献概要

ポイント
●バルーン拡張術(POBA)の初期成績は成功率90%以上,死亡率1%以下,急性心筋梗塞や緊急バイパス術の合併症発生率は2〜4%と良好である.
●POBAの慢性期成績は良好であるが,最大の問題点は再狭窄である.最近日本で開発された抗アレルギー薬トラニラストに再狭窄抑制効果が認められるなど,明るい材料も出てきている.
●POBAの最適病変はACC/AHA task force分類のtype A病変であるが,new device時代の現在でも,POBAはすべてのPTCAの基本である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら