文献詳細
今月の主題 狭心症—日常臨床へのExpertise
Lesion specific interventional therapy—どのような病変がふさわしいか
文献概要
ポイント
●バルーン拡張術(POBA)の初期成績は成功率90%以上,死亡率1%以下,急性心筋梗塞や緊急バイパス術の合併症発生率は2〜4%と良好である.
●POBAの慢性期成績は良好であるが,最大の問題点は再狭窄である.最近日本で開発された抗アレルギー薬トラニラストに再狭窄抑制効果が認められるなど,明るい材料も出てきている.
●POBAの最適病変はACC/AHA task force分類のtype A病変であるが,new device時代の現在でも,POBAはすべてのPTCAの基本である.
●バルーン拡張術(POBA)の初期成績は成功率90%以上,死亡率1%以下,急性心筋梗塞や緊急バイパス術の合併症発生率は2〜4%と良好である.
●POBAの慢性期成績は良好であるが,最大の問題点は再狭窄である.最近日本で開発された抗アレルギー薬トラニラストに再狭窄抑制効果が認められるなど,明るい材料も出てきている.
●POBAの最適病変はACC/AHA task force分類のtype A病変であるが,new device時代の現在でも,POBAはすべてのPTCAの基本である.
掲載誌情報