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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻4号

1998年04月発行

今月の主題 狭心症—日常臨床へのExpertise

Lesion specific interventional therapy—どのような病変がふさわしいか

再狭窄の定義と対策

著者: 鈴木紳1

所属機関: 1町田市民病院循環器科

ページ範囲:P.718 - P.720

文献概要

ポイント
●再狭窄はPTCA施行3〜6カ月後に起こり,その機序には過剰な新生内膜の形成,血管再構築(リモデリング),血栓形成などが複雑に関与している.
●造影上50%以上の狭窄出現をもって再狭窄とするが,これに再血行再建率も合わせて評価することが多くなった.
●現時点では再狭窄予防薬は見つかっておらず,大きな内腔を確保することが重要といわれている.
●遺伝子治療や冠動脈内放射線照射術が,今後の再狭窄予防法として有望視されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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