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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻4号

1998年04月発行

文献概要

今月の主題 狭心症—日常臨床へのExpertise 最近のTopics

CABGの最近の話題—低侵襲冠動脈バイパス術(MIDCAB)とレーザー心筋内血管新生術(TMR)

著者: 磯村正1 須磨久善1

所属機関: 1湘南鎌倉総合病院心臓血管外科

ページ範囲:P.731 - P.733

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ポイント
●胸骨正中切開を行わず,人工心肺を用いないでCABGを行う低侵襲冠動脈バイパス術(MIDCAB)では,主にLITA-LADのバイパスを左第4肋間開胸により行う.
●PTCA, CABGの不可能な冠動脈病変に対し,心拍動下に炭酸ガスレーザーを用いるレーザー心筋内血管新生術(TMR)では,心拍動下にレーザーにより左室腔まで心筋内にチャネルを形成し,心室の血液を心筋に導くことにより,心筋虚血の改善が期待できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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