icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina35巻5号

1998年05月発行

文献概要

今月の主題 内科医がよく遭遇する血管疾患 イントロダクション

血管の解剖と病態

著者: 錦見尚道1 櫻井恒久1 二村雄次1

所属機関: 1名古屋大学医学部第1外科

ページ範囲:P.804 - P.808

文献購入ページに移動
ポイント
●動脈拍動を触知しないのか,触知できていないのかは,動脈疾患の診断で最も重要なポイントとなる.触知すべき動脈の位置を,筋肉,骨などとの関係において理解しておく必要がある.
●上肢に比べ下肢のほうが静脈疾患の頻度は多い.表在静脈の走向には個体差が大きいが,大伏在静脈は下肢内側の静脈還流を受け,小伏在静脈は下腿内側の静脈還流を受けている.下肢では深部静脈が90%,表在静脈が10%程度の割合で静脈還流に寄与している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら