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文献概要
今月の主題 内科医がよく遭遇する血管疾患 診断の基本
血管疾患の画像診断—血管造影
著者: 栗林幸夫1
所属機関: 1国立循環器病センター放射線診療部
ページ範囲:P.829 - P.833
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●血管造影は,大動脈疾患や末梢血管疾患などの血管疾患の最終画像診断法として用いられる.
●DSAの普及とカテーテルの細径化で,血管造影の侵襲度は低減している.
●胸部大動脈瘤では,弓部から分岐する主要分枝と動脈瘤との位置関係を明らかにすることが重要である.
●大動脈解離では,手術対象例における解離の流入口の同定が主たる役割である.
●下肢閉塞性動脈硬化症では,骨盤部から下腿にいたる血管の狭窄の程度や病変の長さ,さらに側副血行路の発達の有無を評価する.
●血管造影は,大動脈疾患や末梢血管疾患などの血管疾患の最終画像診断法として用いられる.
●DSAの普及とカテーテルの細径化で,血管造影の侵襲度は低減している.
●胸部大動脈瘤では,弓部から分岐する主要分枝と動脈瘤との位置関係を明らかにすることが重要である.
●大動脈解離では,手術対象例における解離の流入口の同定が主たる役割である.
●下肢閉塞性動脈硬化症では,骨盤部から下腿にいたる血管の狭窄の程度や病変の長さ,さらに側副血行路の発達の有無を評価する.
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