icon fsr

文献詳細

雑誌文献

medicina35巻5号

1998年05月発行

文献概要

今月の主題 内科医がよく遭遇する血管疾患 治療の基本

血管疾患の薬物療法

著者: 松尾汎1

所属機関: 1国立循環器病センター内科心臓血管部門

ページ範囲:P.834 - P.837

文献購入ページに移動
ポイント
●血管疾患には動脈,静脈およびリンパ管の疾患がある.
●動・静脈疾患では,それぞれに内科治療,カテーテル的治療および外科治療が応用されている.
●内科治療の主流をなすのが薬物療法であり,一般的な鎮痛薬,動脈硬化危険因子としての高脂血症や高血圧症に対する抗動脈硬化薬,降圧薬などのほかに,抗血栓薬も繁用される.
●抗血栓療法には,血栓の形成を抑制するという観点から,凝固系に作用して血栓形成を阻害する抗凝血薬,また血小板の粘着・凝集機能を阻害して血栓形成を阻害する抗血小板薬などが含まれ,フィブリンを溶解し,血栓を溶解する線溶療法も含めて応用されている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら