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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻5号

1998年05月発行

今月の主題 内科医がよく遭遇する血管疾患

末梢動脈疾患

急性動脈閉塞症

著者: 武田功1 杉村修一郎1

所属機関: 1藤田保健衛生大学胸部外科

ページ範囲:P.866 - P.868

文献概要

ポイント
●急性動脈閉塞症では,急速な組織虚血の進行により四肢切断,時には生命予後に関わることもあり,迅速な診断と治療を必要とする.
●動脈塞栓症は心疾患に合併することが多く,心電図,心エコー検査などを行っておく.
●発症後6〜8時間がゴールデンタイムであり,この時間内に血行再建を行うとほとんどが障害を残さず回復する.
●血行再建時に患肢に蓄積したミオグロビン,カリウムなどの無酸素代謝産物,壊死物質の循環血液内への流入によりMNMSを引き起こすことがある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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