文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医がよく遭遇する血管疾患 末梢動脈疾患
閉塞性血栓血管炎
著者: 滝浪實1 数井暉久1
所属機関: 1浜松医科大学第1外科
ページ範囲:P.872 - P.874
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●閉塞性血栓血管炎は,主として四肢の中小動静脈が炎症性病変に侵されて血栓にて閉塞する慢性動脈閉塞性疾患である.
●喫煙習慣のある若い男性に好発する.
●症状はしびれ,冷感,安静時疼痛,潰瘍,壊死が四肢末梢に発現する.
●遊走性静脈炎を合併しやすい.
●治療は,禁煙,患肢の保温,清潔保持,外傷からの保護などの生活指導や,プロスタグランジン製剤などによる薬物治療が主軸となる.
●外科的治療は,血行再建術や交感神経節切除術があるが,適応は限られている.
●閉塞性血栓血管炎は,主として四肢の中小動静脈が炎症性病変に侵されて血栓にて閉塞する慢性動脈閉塞性疾患である.
●喫煙習慣のある若い男性に好発する.
●症状はしびれ,冷感,安静時疼痛,潰瘍,壊死が四肢末梢に発現する.
●遊走性静脈炎を合併しやすい.
●治療は,禁煙,患肢の保温,清潔保持,外傷からの保護などの生活指導や,プロスタグランジン製剤などによる薬物治療が主軸となる.
●外科的治療は,血行再建術や交感神経節切除術があるが,適応は限られている.
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