文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医がよく遭遇する血管疾患 末梢動脈疾患
高血圧に関連する動脈疾患
著者: 草野英二1
所属機関: 1自治医科大学腎臓内科
ページ範囲:P.878 - P.880
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●腎血管性高血圧や大動脈縮窄症は,いずれも外科的に高血圧治療が可能であることから的確な診断が重要である.
●慢性期の腎血管性高血圧では血漿レニン活性は体液貯留のため必ずしも高くない.
●若年者ないしは50歳以上で,高血圧の家族歴がなく,眼底所見が重症で腎障害や低カリウム血症を伴う高血圧をみたら腎血管性高血圧を疑う.
●腎長径の左右差が1.5cm以上あり,高血圧を伴えば腎血管性高血圧を疑う.
●上半身の血圧が高く,下半身が低血圧,背部で収縮中期雑音が聴かれ,大腿動脈の拍動が減弱していたら大動脈縮窄症を疑う.
●腎血管性高血圧や大動脈縮窄症は,いずれも外科的に高血圧治療が可能であることから的確な診断が重要である.
●慢性期の腎血管性高血圧では血漿レニン活性は体液貯留のため必ずしも高くない.
●若年者ないしは50歳以上で,高血圧の家族歴がなく,眼底所見が重症で腎障害や低カリウム血症を伴う高血圧をみたら腎血管性高血圧を疑う.
●腎長径の左右差が1.5cm以上あり,高血圧を伴えば腎血管性高血圧を疑う.
●上半身の血圧が高く,下半身が低血圧,背部で収縮中期雑音が聴かれ,大腿動脈の拍動が減弱していたら大動脈縮窄症を疑う.
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