文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医がよく遭遇する血管疾患 末梢動脈疾患
特殊な動脈疾患
著者: 高場利博1 成澤隆1
所属機関: 1昭和大学医学部第1外科
ページ範囲:P.881 - P.883
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●本稿で述べる疾患はそれほど多いものではないが,末梢血管疾患の鑑別には必ず念頭におくべきものである.
●鎖骨下動脈盗血症候群と胸郭出口症候群は,上肢の間歇性跛行をきたす代表的症候群で,高齢者のみならず若年者にもよくみられる.
●膝窩動脈捕捉症候群と膝窩動脈外膜腫は,間歇性跛行など閉塞性動脈硬化症と類似の症状を訴えるが,前者は大部分が20歳前後の若年者であり,後者も50歳以下の壮年層に多い.バージャー病との鑑別が大切である.
●本稿で述べる疾患はそれほど多いものではないが,末梢血管疾患の鑑別には必ず念頭におくべきものである.
●鎖骨下動脈盗血症候群と胸郭出口症候群は,上肢の間歇性跛行をきたす代表的症候群で,高齢者のみならず若年者にもよくみられる.
●膝窩動脈捕捉症候群と膝窩動脈外膜腫は,間歇性跛行など閉塞性動脈硬化症と類似の症状を訴えるが,前者は大部分が20歳前後の若年者であり,後者も50歳以下の壮年層に多い.バージャー病との鑑別が大切である.
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