文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医がよく遭遇する血管疾患 肺血管疾患
肺動脈血栓塞栓症
著者: 藤岡博文1 中野赳1
所属機関: 1三重大学医学部第1内科
ページ範囲:P.896 - P.898
文献購入ページに移動ポイント
●肺血栓塞栓症は少ない疾患ではなく,すべての科の治療過程で発症しうる.
●慢性肺血栓塞栓症は持続性の肺高血圧を呈する.
●本症の低診断率を克服するには本症を疑うことが重要である.
●確定診断には,できる限り肺動脈造影を行う.肺シンチグラムのみでは過診断につながる.
●治療はまずヘパリンを投与し,その後重症度,発症背景に応じた治療法を選択する.
●肺血栓塞栓症は少ない疾患ではなく,すべての科の治療過程で発症しうる.
●慢性肺血栓塞栓症は持続性の肺高血圧を呈する.
●本症の低診断率を克服するには本症を疑うことが重要である.
●確定診断には,できる限り肺動脈造影を行う.肺シンチグラムのみでは過診断につながる.
●治療はまずヘパリンを投与し,その後重症度,発症背景に応じた治療法を選択する.
掲載誌情報