文献詳細
文献概要
今月の主題 内科医がよく遭遇する血管疾患 血管炎症候群
膠原病随伴性の血管炎
著者: 坂根剛1 鈴木登1
所属機関: 1聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター
ページ範囲:P.909 - P.911
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●膠原病では血管炎による血管壁の破壊のために多彩な臓器症状を示す.
●全身性エリテマトーデスや慢性関節リウマチにおいては,全般的な活動性が高い症例で血管炎が強くあらわれることがあり,普段より膠原病を良好なコントロール状態に保つことが必要である.
●血管炎の程度を早期に把握し,重篤な血管炎が存在するときにはステロイド薬や免疫抑制薬の早期からの使用が勧められる.
●膠原病では血管炎による血管壁の破壊のために多彩な臓器症状を示す.
●全身性エリテマトーデスや慢性関節リウマチにおいては,全般的な活動性が高い症例で血管炎が強くあらわれることがあり,普段より膠原病を良好なコントロール状態に保つことが必要である.
●血管炎の程度を早期に把握し,重篤な血管炎が存在するときにはステロイド薬や免疫抑制薬の早期からの使用が勧められる.
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