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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻5号

1998年05月発行

文献概要

今月の主題 内科医がよく遭遇する血管疾患 リンパ管疾患

リンパ浮腫

著者: 加藤逸夫1 北川哲也1 小川佳宏1

所属機関: 1徳島大学医学部心臓血管外科

ページ範囲:P.916 - P.918

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ポイント
●リンパ浮腫とは,種々な原因によるリンパの輸送障害により,高蛋白性間質液が貯留して生じる軟部組織の腫脹である.
●本邦では子宮癌治療後の二次性リンパ浮腫が多く,次いで乳癌術後のものが多い.
●リンパ浮腫は放置すれば進行性である.
●リンパ浮腫治療の原則は,早期から徹底した保存的治療法を開始し,これを継続することにある.
●保存的治療法の骨子は,スキンケア,リンパ誘導マッサージ,圧迫,圧迫下の運動療法にある.
●今後,いっそう優れた外科的治療法の開発が望まれる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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