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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻5号

1998年05月発行

文献概要

図解・病態のメカニズム 膵疾患・5

アルコール性膵炎の病態と発生機序

著者: 山口泰三1 大槻眞1

所属機関: 1産業医科大学第3内科

ページ範囲:P.945 - P.949

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 膵臓に浮腫,出血,壊死などの急性病変を生じるか,あるいは線維化,肉芽組織などの慢性病変を生じて臨床症状を呈する病態が膵炎の典型例である.1878年,Friedreichが大酒家の剖検症例で,膵実質細胞が減少し,慢性間質性炎症像が存在することを報告して以来,アルコールが膵炎の重要な成因であることが知られているが,膵炎発生機序についてはいまだ解明されていない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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