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文献概要
続・アメリカの医学教育 スタンフォード大学病院レジデント生活・2
初出勤
著者: 赤津晴子1
所属機関: 1アメリカ・スタンフォード大学病院内分泌内科
ページ範囲:P.965 - P.968
文献購入ページに移動初出勤の朝
インターンシップ1カ月目,私はスタンフォード大学病院一般内科配属となった.
初出勤日の朝.“Pocket Pharmacopoeia”という薬に関するミニ事典,“The Sanford Guide toAntimicrobial Therapy”という,どの細菌に対してどの抗生物質を使うべきか,といった抗生物質だけをまとめたポケットブック,医学部時代に自分でまとめたアンチョコノート,患者一人ひとりの情報を細かく書き込むための5×3インチのカードの束,さらにポケットライトやら反射を確かめるreflex hammer,眼底鏡などを白衣のポケットにパンパンに詰め込み,“Haruko Akatsu MD”という真新しいネームバッジを付け,緊張気味にスタンフォード大学病院に到着した.
インターンシップ1カ月目,私はスタンフォード大学病院一般内科配属となった.
初出勤日の朝.“Pocket Pharmacopoeia”という薬に関するミニ事典,“The Sanford Guide toAntimicrobial Therapy”という,どの細菌に対してどの抗生物質を使うべきか,といった抗生物質だけをまとめたポケットブック,医学部時代に自分でまとめたアンチョコノート,患者一人ひとりの情報を細かく書き込むための5×3インチのカードの束,さらにポケットライトやら反射を確かめるreflex hammer,眼底鏡などを白衣のポケットにパンパンに詰め込み,“Haruko Akatsu MD”という真新しいネームバッジを付け,緊張気味にスタンフォード大学病院に到着した.
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