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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻6号

1998年06月発行

文献概要

今月の主題 カルシウム・骨代謝異常症と骨粗鬆症 カルシウム・骨代謝異常症理解のための基礎知識

血中カルシウム濃度の調節系

著者: 赤津拓彦1

所属機関: 1防衛医科大学校第3内科

ページ範囲:P.978 - P.980

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ポイント
●正常では,血中カルシウム(Ca)濃度は8.5〜10.5mg/dlの狭い範囲に調節されている.
●血中Ca濃度を調節する主なホルモンは副甲状腺ホルモン(PTH)と活性型ビタミンD[1α,25(OH)2D]である.
●血中Ca濃度は腸管でのCa吸収,骨Caとの動的平衡,腎でのCa排泄により調節されている.
●副甲状腺には血中Caイオン濃度を感知するCa感知性受容体が存在し,PTHの産生を制御している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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