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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻6号

1998年06月発行

文献概要

今月の主題 カルシウム・骨代謝異常症と骨粗鬆症 高カルシウム血症

家族性低カルシウム尿性高カルシウム血症と新生児重度副甲状腺機能亢進症

著者: 会田薫1 多和田眞人1 女屋敏正1

所属機関: 1山梨医科大学第3内科

ページ範囲:P.1010 - P.1012

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ポイント
●FHH/NSHPTの原因はCaSR遺伝子変異である.ホモの変異でFHHが,ヘテロの変異でNSHPTが起こるが,例外もある.
●FHHでは高Ca血症,低Ca尿症を呈し,血清PTHは正常〜軽度上昇を示す.
●原発性副甲状腺機能亢進症との鑑別には,尿中Ca排泄量,Cca/Ccrが重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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