文献詳細
今月の主題 カルシウム・骨代謝異常症と骨粗鬆症
高カルシウム血症
文献概要
ポイント
●緊急治療が必要な高カルシウム血症は,ほとんどが悪性腫瘍に伴うものである.
●輸液は脱水状態の改善,腎機能の保持を目的とし,生食の高度負荷は必要のないことが多い.
●ビスフォスフォネート(アレディア®,オンクラスト®,テイロック®,ビスフォナール®)の単回点滴静注が原則で,カルシウムを急速に低下させる必要のある場合はカルシトニン(エルシトニン®)点滴静注1日2回を併用する.2〜4週間ごとの投与でコントロール可能なことが多い.
●緊急治療が必要な高カルシウム血症は,ほとんどが悪性腫瘍に伴うものである.
●輸液は脱水状態の改善,腎機能の保持を目的とし,生食の高度負荷は必要のないことが多い.
●ビスフォスフォネート(アレディア®,オンクラスト®,テイロック®,ビスフォナール®)の単回点滴静注が原則で,カルシウムを急速に低下させる必要のある場合はカルシトニン(エルシトニン®)点滴静注1日2回を併用する.2〜4週間ごとの投与でコントロール可能なことが多い.
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