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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻6号

1998年06月発行

文献概要

今月の主題 カルシウム・骨代謝異常症と骨粗鬆症 高カルシウム血症

高カルシウム血症の治療

著者: 高橋俊二1

所属機関: 1財団法人癌研究会附属病院化学療法科

ページ範囲:P.1013 - P.1015

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ポイント
●緊急治療が必要な高カルシウム血症は,ほとんどが悪性腫瘍に伴うものである.
●輸液は脱水状態の改善,腎機能の保持を目的とし,生食の高度負荷は必要のないことが多い.
●ビスフォスフォネート(アレディア®,オンクラスト®,テイロック®,ビスフォナール®)の単回点滴静注が原則で,カルシウムを急速に低下させる必要のある場合はカルシトニン(エルシトニン®)点滴静注1日2回を併用する.2〜4週間ごとの投与でコントロール可能なことが多い.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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