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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻6号

1998年06月発行

文献概要

今月の主題 カルシウム・骨代謝異常症と骨粗鬆症 低カルシウム血症

二次性副甲状腺機能亢進症

著者: 角田隆俊1 深川雅史23

所属機関: 1東海大学医学部腎代謝内科 2東京逓信病院循環器科 3東京大学医学部腎内分泌内科・第1内科

ページ範囲:P.1023 - P.1025

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ポイント
●腎不全患者では,低カルシウム血症が補正され,生理量の活性型ビタミンD製剤が投与されているにもかかわらずPTH分泌が亢進する.
●副甲状腺のビタミンDに対する抵抗性,カルシウムイオンに対する感受性の異常,リンの直接作用などが新たな機序と考えられている.
●副甲状腺の腫大度は,ビタミンDに対する抵抗性の指標として有用である.
●腎不全では,骨のPTHに対する抵抗性も存在するので,PTH分泌亢進が必ずしも高回転骨病変と並行しない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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