文献詳細
文献概要
今月の主題 カルシウム・骨代謝異常症と骨粗鬆症 くる病・骨軟化症
ビタミンD依存症
著者: 大薗恵一1
所属機関: 1大阪府立母子保健総合医療センター環境影響部門
ページ範囲:P.1042 - P.1044
文献購入ページに移動ポイント
●ビタミンDは,肝臓で25位,腎臓で1位が水酸化され,活性型の1,25位水酸化ビタミンDとなる.
●活性型ビタミンDは,標的細胞中のビタミンD受容体に結合し,標的遺伝子の発現を制御することでその作用を発揮する.
●ビタミンD依存症I型は腎臓における1位水酸化障害,ビタミンD依存症II型はビタミンD受容体の異常により引き起こされる疾患である.
●1位水酸化酵素およびビタミンD受容体遺伝子がクローニングされ,ビタミンD依存症I型・II型ともに遺伝子診断が可能となった.
●ビタミンDは,肝臓で25位,腎臓で1位が水酸化され,活性型の1,25位水酸化ビタミンDとなる.
●活性型ビタミンDは,標的細胞中のビタミンD受容体に結合し,標的遺伝子の発現を制御することでその作用を発揮する.
●ビタミンD依存症I型は腎臓における1位水酸化障害,ビタミンD依存症II型はビタミンD受容体の異常により引き起こされる疾患である.
●1位水酸化酵素およびビタミンD受容体遺伝子がクローニングされ,ビタミンD依存症I型・II型ともに遺伝子診断が可能となった.
掲載誌情報