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今月の主題 カルシウム・骨代謝異常症と骨粗鬆症 骨粗鬆症
骨粗鬆症の発症機序と診断
著者: 竹内靖博1
所属機関: 1東京大学医学部第4内科
ページ範囲:P.1055 - P.1058
文献購入ページに移動●骨粗鬆症は,骨量の減少と骨微細構造の破綻により,骨折の危険度が高まる疾患である.
●骨粗鬆症は,骨吸収と骨形成の平衡関係の破綻により生じる.
●その主な原因は,閉経と加齢である.
●日本骨代謝学会により骨粗鬆症の診断基準が提唱されている.
●わが国の骨粗鬆症患者数は年々増加しており,2000年には1,000万人以上になると推測されている.
●骨粗鬆症による骨折の好発部位は椎体骨と大腿骨頸部である.
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