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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻6号

1998年06月発行

文献概要

今月の主題 カルシウム・骨代謝異常症と骨粗鬆症 骨粗鬆症

退行期骨粗鬆症の病因と病態

著者: 岡崎亮1

所属機関: 1帝京大学市原病院第3内科

ページ範囲:P.1060 - P.1061

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ポイント
●閉経後骨粗鬆症の原因は,エストロゲン欠乏の結果,骨吸収が亢進することである.
●閉経後骨粗鬆症では,閉経前と比較して骨形成も亢進するが,骨吸収の亢進と比較して不十分なため骨量が減少する.
●老人性骨粗鬆症でも,必ずしも骨代謝回転が低下していない場合がある.
●高齢女性においても,エストロゲン欠乏が骨量減少にかかわっている可能性が高い.
●男性の加齢に伴う骨量減少の機序は不明である.
●PTHの上昇が,加齢に伴う骨量減少にかかわっている可能性がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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