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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻6号

1998年06月発行

文献概要

今月の主題 カルシウム・骨代謝異常症と骨粗鬆症 骨粗鬆症

続発性骨粗鬆症の病因と病態

著者: 藤山薫1 江島英理2 桐山健2

所属機関: 1長崎大学医学部第1生理 2長崎大学第1内科

ページ範囲:P.1062 - P.1065

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ポイント
●続発性骨粗鬆症は決して稀な病態ではなく,原因治療が可能な場合も少なくない.骨粗鬆症の診断にあたっては,十分な鑑別診断を行わなくてはならない.
●当該患者においては,積極的かつ経時的な骨量測定を行い,早期診断あるいは将来の骨減少症の発症リスクの評価を行うべきである.
●現時点で骨減少の合併がなくとも,原発性骨粗鬆症と同様,女性患者,閉経期などは続発性骨粗鬆症発症のリスクファクターとなりうる.また,原因疾患・薬剤によっては,急激な骨減少が生じる時期やハイリスク患者の特徴が明らかにされてきている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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