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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻6号

1998年06月発行

文献概要

今月の主題 カルシウム・骨代謝異常症と骨粗鬆症 骨粗鬆症

骨粗鬆症の治療—総論

著者: 細井孝之1

所属機関: 1東京大学医学部老年病学

ページ範囲:P.1066 - P.1068

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ポイント
●骨粗鬆症治療における最大の目的は,骨の脆弱性亢進に基づく骨折の予防である.
●骨粗鬆症の治療は薬物療法,食事療法ならびに運動療法からなる.
●薬物療法の開始にあたっては,骨量減少のリスクと骨折のリスクを考慮する.
●近年薬剤の選択範囲が拡がった.現在,薬物療法の指針を含めたガイドラインが作成されつつある.
●合併症としての骨折予防,特に高齢者における骨折の予防においては,転倒の予防を念頭に置いた運動指導や環境の整備も重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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