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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻6号

1998年06月発行

CHEC-TIE—よい医師—患者関係づくりのために・18

頻回に転医している患者を救急でみたとき

著者: 箕輪良行1 柏井昭良2 竹中直美3

所属機関: 1自治医科大学大宮医療センター総合医学第2 2自治医科大学看護短期大学 3日鋼記念病院医学情報部

ページ範囲:P.1130 - P.1131

文献概要

症例 膵臓癌と告知され除痛されない会社
社長
 62歳,男性.カンダさんは腹痛,背部痛のため救急車で来院した.歩行可能でバイタルサインは安定,緊急性がないので診察でみせてもらった.
 7ヵ月前,腹痛のためN病院内科を初めて受診した.消化管造影と内視鏡検査で異常なく,保存的に腹痛も消失した.糖尿病と診断され,カンダさんは食事療法を指導された.その5ヵ月後,腰背部痛が出現したため同病院整形外科にかかり,湿布薬を処方された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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