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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻7号

1998年07月発行

文献概要

今月の主題 腎・尿路系の問題とマネジメント 外来でよく遭遇する腎・尿路系の問題のマネジメント

尿路結石のマネジメント

著者: 矢後雅子1

所属機関: 1東京大学医学部附属病院分院第4内科

ページ範囲:P.1202 - P.1204

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ポイント
●日本人の尿路結石のうち,カルシウム含有石が約80%を占めるため,KUBがまず診断に有効である.
●結石のサイズが長径10mm,短径5mm以下であれば,自然排石は期待できる.
●結石が大きい場合,仙痛発作を繰り返す例などでは,ESWLを行うのが一般的である.また,下部尿路の通過障害が推測される場合,PNL,TULが選択される.
●尿路結石症は尿路感染症の原因となり,敗血症を引き起こして致命的となる可能性がある.また逆に,慢性尿路感染症が感染結石を形成し悪循環となって腎機能低下を進行させうる,したがって感染対策は大変重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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