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文献詳細

雑誌文献

medicina35巻7号

1998年07月発行

今月の主題 腎・尿路系の問題とマネジメント

腎・尿路系疾患のcontroversy

簡易Ccrによる腎機能評価は正確か

著者: 石田博1

所属機関: 1川崎医科大学検査診断学

ページ範囲:P.1236 - P.1238

文献概要

ポイント
●クレアチニンの尿中排泄の10〜40%は尿細管での分泌により行われ,腎不全時にはこの比率がさらに高くなる.
●24時間Ccrでは正確な蓄尿が必要であり,実際の臨床では測定値の再現性に問題がある.
●簡易式Ccrは血清クレアチニン値と年齢,体重をもとに算出されたものであり,腎機能が一定であることなど,その前提を熟知したうえで活用しなければならない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1189

印刷版ISSN:0025-7699

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